山口洋を海で聴く

帰省した日、日本海の夕日が見たくなって、ドライブがてら海岸へ。
いつもは立ち寄らない駐車場に、たまたま入った。
駐車場の入口に、赤いペンキで手書きされた<山口洋ライブ ネフ>という小さな看板。
それ以外、看板もチラシも気配も情報も一切無くて。
その駐車場は停められないので、離れた場所の違う駐車場へ移動。

どうしても気になったので、ケータイで調べたものの、検索に掛からず。砂浜をずっと歩きながら、
本当に今日?どこなんだろう?HEATWAVEの山口洋さんなのかな?って半信半疑で。
3軒の海の家の中から、それらしい空間を発見。
あの看板を見過ごしていたら、お会いできませんでした。偶然とはいえ、Happy&Luckyです。
20080807235916.jpg 20080808075422.jpg 山口洋ソロ・ツアー”on the road,again vol.4” 初日。027.jpg  この夕日に引き寄せられたのかもしれない。
<浴衣とビキニの人は半額?!>

山口さんのことは、<Vintage Guitar Vol.12>での藤井一彦さんとのグレッチ対談と、
佐野さんのMusic United.で記事にしたことはあったのですが、曲は2曲しか聴いたことが
なかったのです。阿蘇で作ったアルバムのことは知っていました。
佐野さんも褒めてるし、一彦さんと交流があること、ギターの記事を読んでいるので、
聴いて、観てみたかった。
ツアー中なので、あまりネタバレにならないように書きますね。
大ファンの方はわかってしまうかもしれません。以下、その点ご了承いただいたうえでお願いします。
山口洋さん初体験記(?!)行くよー。
<続きを読みたい方は、クリック>↓↓

・・初めてだった、ということをアタマの片隅に置いて読んでいただけると嬉しいです。・・・

すぐそこは海で、心地よい潮風が室内に入ってきて、アコースティックの曲間で静かになると、
波の音も一緒に聴こえるような素敵な空間でした。
”Made in Aso”は熊本の山なみですが、海岸Ver.をイメージしてみてください。

山口さんの後ろ、窓越しには、テラスでカレーを煮込んでいたらしい焚き火。
歌いながら、話しながら、「あのカレー食べたい。」
曲にも、MCにも、ずーっとジョークを挟んでいて、笑いっぱなし。
いつもこうなのか、アコースティックでラフなのかは全然わかりませんでしたが。
私にとって、ナゾだらけの山口洋さん。次が楽しみです。
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置いてあるのは2本のアコースティック・ギターのみ。
アンプは通さず、スピーカーから声とギターを同じラインで出していました。
実際に使ったのは多分、ヤイリかな。
アンコールでMartin(まーくん)を1度手にしましたが、やっぱりこっち!と持ち直して、オール・ヤイリ。
この音がやさしい音色で、それは山口さんの手によるものも大いに関係してるな、って思いました。
ピックは使いません。
最後の曲だけ、地元のミュージシャン:クマガイ マコトさんとセッションした際、使っていたくらいで。

山口さんって、フィンガーピッカーだったの?!って思いました。
(エレクトリックは違うのかな?)こういうことも、実際に生で見なければ分かりにくいこと。

最初から最後まで<(舘ひろし)立ちヒロシ>でした。
イスはいらないぜ!な感じが潔い。
ギターの位置もアコギは普通、上で持つ人が多いけど、逆で、気持ちはエレクトリックのような低さ。

床は木材。そこに1枚絨毯が敷いてあるだけ。
山口さんは、裸足+ハーフパンツ+サーフっぽいシャツ+タンクトップの爽やか~なスタイル。

「クルマには、いつも革ジャンと革パンとサングラスしか積んでないぜ。
今日はこんな格好だけどなんかいいね!」     
←これって、ホントですか?

「どうもこんばんは~。ジャック・ジョンソンです。」・・・会場はドヒャヒャと爆笑の渦。

山口さんに対して、”男が男に惚れ込んでる”という感じの長年のファンの方からの歓声が飛ぶ飛ぶ。
いいな、こういう感じ。本当に好きな人が集まってる。
それはなぜか?という理由を、私もこの後知ることに・・・。
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1曲目の音が出て来た時、山口さんの音が私の中にはないので、今まで聴いてきた音楽が総動員。
やさしい音色は、マイケル・ヘッジスのような音の広がりを感じました。

音楽性は、アイリッシュだったり、カントリー、ブルースも入っていたり、ボブ・ディランだったり、
佐野さんもいた気がしました。

書いてもいいのかな、佐野さんのBorderでのあの曲をうたいました。・・・感激しました。
佐野さんのオリジナルも知ってるから、相乗効果で。

すごいなと思ったのが、
山口さんはアコギ1本なので、リズムを足で作ってることがあって、その振動が木の床を伝い、
私の足元に強く届いて来たことに、鳥肌が立ちました。
パワーのある人、歌に、曲にチカラのある人は、こういうところからも伝わって来るんだな、って。

いちばん思ったことは、山口さんの声、ヴォーカルの素晴らしさ。
低音バリバリで、下からグッと来る感じです。(←これ、わかります?)
アコースティックだと、声がストレート&ダイレクトに伝わって来ます。
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1曲、シールドを抜きました。この心意気に拍手!!
本当のアコースティックの生音です。
贅沢ですよね。マイクも要らないね、って思いました。

それで、山口さんはどうなったと思います?
客席にそのまま弾きながら入っていって、裸足のまま玄関を抜けて、ギターを弾きながら店外へ。
外をぐるりと一周して、そのまま後ろの窓から再び入って帰って来ました。
みんな笑いながらも、拍手喝采。面白すぎる!!放浪してる感じがスナフキンみたい。
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Jimi Hendrixの<パープル・ヘイズ>をワンフレーズ弾きました。
ここでジミ好きな私は、心の中で騒ぎました。もっと聴きたかったな。
ベルギーのフィンガー・ピッカーでJacques stotzemというアコースティックでジミヘンを
弾くプレイヤーがいるのですが、私はその人の<パープル・ヘイズ>も聴いてて。
山口さんの中にも、ジミヘンがいる。少しでも聴けて嬉しかった。
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山口さんは”男が男に惚れるタイプ”と書きましたが、
終演後、頭にタオルを巻いた湯気ほわほわの山口さんと、わずかな時間、お話しました。
いきなり変化球が飛んで来た。
どうかわすか?っていうのが掴めてる人(上級者)は、博多弁で真面目に答えないで会話したら
面白いよね。

内容は詳しく書きませんが、
「楽しかった?」と私に尋ねました。山口さん、確認してますよね。
「また来てね。」・・・こちらこそ!社交辞令はダメです。(笑)私は社交辞令と、
本気じゃない褒め言葉を使うのも言われるのもニガテ。すぐわかってしまうから。
030.jpg
話してる時は、すごく緊張してたので気付かなかったのですが、家に帰る時、盤面を見て爆笑。
山口さん独特のジョークがここに。
ユーモアとこういう曲、うた、詞を書いて、歌えるというギャップがたまりませんでした。

あにきー。・・・佐野さん(元春)のことです。
かずひこー。・・・藤井一彦さんのことです。
(44)・・・年齢をフツウ、書くのでしょうか?レコードなら(33)か(45)ですよね。


また来ていい?を繰り返してたんですけど、どうぞどうぞ、またぜひ来てください。
とはいえ、私も常にここには住んでいない訳で。どこかでまたお会いしましょう。必ず!
035.jpg
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