心の解説者が歌。

CIMG2657.jpg
<Director’s Magazine>から、
プロデューサー木崎賢治さんとトライセラトップスについて、書いてみようと思っていた。

キーさんのインタビューを読み進めると、和田さんも林くんも佳史さんも、教えられて来た生徒さんの一人かも、
(実際には3人ですが)と思えた。
小林和之さんのインタビューでも、トライセラがデビューした時のこととか、サラッと触れている。

最初は<Raspberry>以外で、デビューシングルを考えていたメンバーさん。
いろいろ意見を出し合う中、制作サイドの方(キーさんを始めとした方々)が、
<Raspberry>がいいんじゃないかな、ということでこの曲に決まったという経緯がある。
キーさんはヒット曲をたくさん生み出して来た経験がある。

THIS!というイベントで佐野さんが<Raspberryは名曲!いいね!>と褒めたことが有名になった。私もそれでトライセラトップスというバンド名を知った。
RaspberryRaspberry
(1999/09/08)
TRICERATOPS

商品詳細を見る

この曲は、今もデビュー時から長くファンに愛されている曲。
デビュー曲やヒット曲に後々縛られてしまう人もいるのだけれど、(封印しそうになった人もいるくらい)
トライセラのメンバーさんは、この曲を大事にしてるな、って毎回思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キーさんのインタビューコメントより、
これはトライセラにも当てはまることかな?って思えた部分を引用してみる。

心の解説者が歌なんだ。
もっと感じてもらいたい。そのためには、詞の力が必要。
感じる気持ちはあると思う。でもそれを細かく分析できない。なぜ?ってことが考えられない。

つくるってことは、自分はちゃんと考えてこうやってるんですって、周りの人に説明してるようなもの。
周りの人に誤解されちゃうかもしれない、っていう不安感を持たない人は、
ものを作れないと思うんです。

アーティストには、
「どうしてそういう服を着てるの?」
「そのジーンズのどこがいいの?」とか、
自分の考えを持っていてほしい。
意味の無いことをして欲しくないなと思ってる。
いちいちやることを説明できるようになってほしい。それが相手に分かってもらうことだから。
自分の生きてる証を説明してるのが詞なんです。
それにメロディーがつけば音楽になる。


この文面を読むと、キーさんからアドバイスしていただいたことは、山のようにあったことでしょう。

7thの時かな、自分たちでやってみようと思って、と和田さんがインタビューで話していた時期もあって、
スーパーバイザーとしてや、Special Thanksで、キーさんのお名前がクレジットされたこともあった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キーさんのステキなコメントをもう少し引用させていただく。

昔は、「俺はこう思ってるんだ!」「みんなはどう思う?」
って、アーティストは音楽を通して世の中に主張したり、問題提起してたと思う。
カッコよかったし、音楽をやってるヤツは尊敬された。
だけど、今はそうじゃない気がする。
これからは、「これがいいんだよ」「これ聴いてみなよ」
って、生き方やライフスタイルを提案して、リスナーを引っ張って行くようなアーティストとやりたいと思ってる。

                                ・・・DIRECTOR’S MAGAZINEより引用・・・

このコメントを読んで、真っ先にトライセラと、和田さんの現在がパッと浮かんだ。

トライセラと出会ってから4年間余り。
和田さんはずっとこれをやって来ている。嬉しいし、何よりも素晴らしいな、って思った。
少しずつ、一歩ずつ。本当に<僕らの一歩>は和田さん自身の歩いて来た道かな、って。

ギターを弾こうよ!とか、リフ講座をやったりとか、俺はこういうのが好きなんだ、ってハッキリ主張して来た。
俺らはこんな風にやって行きます、って伝えて行くこと。表明していくこと。

それは、和田さんやトライセラのスピリットをも、音楽で出してることだって私は思っている。
関連記事

コメント

[title]:捉える力

Raspberryじゃなかったかもしれないデビュー曲も気になるなぁ~^^ 

感じる気持ちはあっても分析できない、、、って、
一概には言えない事だけど、捉える力量が不足してる?
悲しいかな、今の時代は多いのかな。
きちんと説明、表明、歩み寄り。

曲を世に出すという事。
ちゃんと考えてこうやってるんですって、周りの人に説明してる。というとこでね、
リスナーはその説明に共感したり、納得したり、
力をもらえたり、一歩を踏み出せるきっかけをもらったり。
アーティストはみんな幅はあれども大なり小なり、
メッセージを発しているよね。
例えば誤解という点では、捉え方の相違、
単に好みの違いだったりするんだろうと思うけど。
向き合ってみたいよね♪スピリットや音楽には♪

トライセラくん達のライブは未体験の私ですが、
メッセージがあって、リスナーがそれぞれに受け止めて、
でも一緒に楽しめる♪という勝手なイメージがあるんだなぁ!

きっと、木崎さんとトライセラくん達の信頼関係はとても強くて、
木崎さんのお話しには、聞く耳も大きくなってるかもね^^



  1. 2008/06/08(日) 23:05:35
  2. URL
  3. ムーミン #7oJUuOnA
  4. [ 編集 ]

[title]:デビュー曲のインパクト、パンチ

>ムーミンさん
デビュー曲候補、数曲あったんですって。
1stアルバムの中に散りばめられたと思うんだけど、
メンバーさんはこっち!って曲がったんだけど、
制作サイドのみなさんは経験からこっち!っていうのがあって、
意見を揃えたらラズベリーになったとのことで、
結果オーライ!

そうなのー。ムーちゃんが書いてくれたことは、
今の10代20代のみなさんに特に多いらしくて。
事実しか表現できないんだって。
こうでした、こういうことがありました、っていう事実しか話せないのだとか。
そこにある、感情は?って聞いて、尋ねて
初めてうーん・・・ってそこで初めて考えるんだそうです。

ムーちゃんの書いてくれたイメージは、
そうです、そうーなんです!
”楽しんでる?””踊ってる?”は、
和田さんの合言葉だもんね。

木崎さんのお話、聞いてみたいんだよね。
ずーっとそう思ってるの。
なかなか表に出ない方なので、裏方でいいの、っておっしゃってる方なので、
この雑誌は貴重でした。
引き込まれるんだろうな、経験豊かな人のお話って、経験値に基づく
納得させるものを持ってるからかなぁ。^^

  1. 2008/06/10(火) 10:53:58
  2. URL
  3. スノードロップ #qJf.7ajc
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://snowdrop335.blog80.fc2.com/tb.php/690-ce1f7e74
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

筆者プロフィール

スノードロップ

Author:スノードロップ
ご訪問ありがとうございます。
2005年開設。
現在更新は休止中ですが、
無理のない範囲で時々
書けたらいいなと思っています。

# 固定要素

ココに固定表示したい内容物