"MOD SURFER"TRICERATOPS at 新潟LOTS 

トライセラトップス SUMMER TOUR "MOD SURFER" @新潟LOTS(2011/7/24)
ベーシスト:林幸治くんの35回目のバースデーでもあるこの日、約1年ぶりに参加しました。

近年は毎回新潟LOTSで参加していますが、観て聴いてるポイント・位置の違いは多少あったことを
考慮しても、音が良かったと思っています。新潟は50ヘルツなので60ヘルツ地域には敵わないかも
しれないけど、音の良さはギタリスト、ベーシストが感じるちょっとマニアックなお話になりますね。
IMGP0473.jpg
震災後に発表になったツアー日程。
和田さんの意向かもしれない。「歌詞」「メッセージ」がより「歌」としてみんなの元に届くよう、
音の工夫がなされていたのではないかな。
「詞」がハッキリと明瞭に、バンド・サウンドとの相性もよく、絶妙な聴こえ具合。
全部歌詞がここまで聴き取れたライブは、多くは無いのです。
ちなみに私は林くんサイドで観ていました。全体の音量を上げ過ぎてないので、耳鳴りゼロで帰宅。
これは素晴らしい「音効果」だったと思っています。

注:以下、特に印象に残った部分を、ポイントで書きます。
曲のセットリストやMC等を含んで居ますので、ネタバレNGの方はご注意ください。
         ↓ ↓ ↓ <準備OK?> ↓ ↓ ↓

会場は楽器と照明、3人のみのシンプルな構成でスタート。
和田さんはギブソンのSG(LPなSGですね)を持ち、ウォーミング・アップ的に
ショート・ブルージーな展開で始まる。この始まり方、カッコいいよね。

1、2曲目のTopは大体どの会場も同じかもしれない。

和田唱くん:ハロー!ニイガタ~~~!!(語尾はかなりテンション上がってる感じで。)
mod surferへようこそ!やって参りました、トライセラトップスです。
全力でやります。みんなも全力で見せてくれますか?これまでの全ての新潟でのライブの
思い出たちを上回ろうと思います。みんなも一緒に、協力してください。共に最高の夜を
作り上げましょう。

会場のみんなもYeah~!Yeah~!大喜び。
和田さんのMCが、これまでと少し違う、始まりから伝える明瞭さ。やや改まった感覚と、
背筋が伸びるような「俺らはやるぜ!」という意気込みを感じた。
頼もしかった。
ここ近年は1年に1本という緩い参加頻度ではあるけど、久しぶりに観て聴く時の「新鮮さ」と
「変化」「進化」のほどに気付けることが嬉しい。モッズ・スタイルを取り入れた頃から服装も
演奏も引き締まっている。

和田さん:ニイガタ行くぜ!あー・・・これをブランブランさせちゃ、音が出ないぜ。

会場の微笑ましい声と和田さんの苦笑いの原因は、Fenderストラト LPBヘヴィ・レリックに
交換して、シールドを差し込み忘れてたのだった。
私はこのギターに、かなりの思い入れがある。2年前の同じく7月のツアーで、
このギターがものすごくブルージーなフレーズを連発してくれてたので、記憶が全く薄らいでないのだ。
和田さんは「Fenderのストラトは、Bluesギターだと思う」と語っていただけに、
弾かされちゃうんだろうな、ギターに。鳴らしてくれ~~~~って。

Oh~~いきなり鳴らした音がロックの激しさが見事に合体したブルージーさ。
トライセラを好きになった理由は、ここにある。これが聴きたくて新潟まで来るのよねぇ。
LICKS&ROCKSLICKS&ROCKS
(2004/02/18)
TRICERATOPS

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『1000LOVE』
この曲は、ブルーズ+ファンク。ストラトで弾きたくなる曲。和田さんが創り、3人で鳴らす
リフはふわ~っ、クラ~ッとするほど気持ちがいい。和田さんが吹くブルースハープも激しさを増す。
タンバリンも叩き、会場をリズムと興奮の渦に誘うところがニクイほどサマになっていた。
ここで海の中のような音でエフェクターをカマす。腕が上がってたのは、佳史さん、林くん、和田さん
全員だったね。

ヴォーカルも、歌としても、いずれの曲も今回は「届いた」「キャッチした」という印象が強かった。

よくハモってた3人。ほかの日本のトリオ・バンドも幾つかしっかり追ってますが、ここまで
ハモれるバンドはいない。

林くんがこの日、珍しくハモるところが合わなかったりして、和田さんが苦笑いしてたところも
あったけど、コンディションはそれぞれにあるものね。気にせず楽しむ。

『PRETTY WINGS』久しぶりの曲。アレンジを変えてるところ、ポイント的に
和田さんのセクシーなヴォーカル。ソウル、ブラック・ミュージック好きな影響は、随所に
表れてるよね。スカっぽいリズムで佳史さんがかなり激しくドラミング。身体も激しく揺れてた。
DAWN WORLDDAWN WORLD
(2002/10/09)
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予想の予習していたこのアルバムの中からも数曲。
言葉の輪郭も、音量とバンドサウンドの調整によってなのか、歌詞が妙に訴えかけて来るように前に届く。

『I GO WILD』・・・キャンディ・レッド系のオレンジがかったカラーのムスタング。
ギター・サウンドは、サーフっぽい感じの軽やかなサウンド。
佳史さんらしい、高速な刻みとテクニックのイントロ。
トライセラのオーディエンスも、数年前とはだいぶ変わって来ているように思う。
♪「気付かせるよ~~」というところに声と意志のパワーが宿っている。

~アコースティックset~

林くんのバースデー・コーナー。和田さんがマーティンくんを持ち、洒落たコードを考えてるんだ、
と笑わせてくれての「Happy Birthday Dear Koji」
特設サイトにyoutube映像がUpされてますが、私も幸せでした。
新潟オーディエンスからの歌声、なかなかよかったんじゃないかな?

『Walk In The Park』・・・せつなくキュン、とする曲。
目を閉じれば風景が浮かぶ。

ビーチ・ボーイズのカヴァー。そう、あの曲を三声ハーモニーでお届け。
林くんがいちばんきれいなファルセットが出るのだとか。
和田さんが真ん中パート、佳史さんが下パート。

~ロックなTrioセットに戻る~

エンディングまでの間で、最も気に入った曲、サイコー!だったのは
『Believe The Light』
SHAKE YOUR HIP!!SHAKE YOUR HIP!!
(2008/02/20)
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LISAとのコラボ・シングルだったのを、男性がパートを全部引き受けたVer.
アレンジ的にはこのライブ盤に近いけど、それぞれの楽器の素晴らしさ、
林くん、佳史さんの良さを存分に伝え届けたナンバー。
この曲は、まず「リフ」が最高にヘヴィで、HipHopの重量感を取り入れたようなナンバーでもある。
リフが大好きなところに、和田さんのFenderテレキャス スラブボードなブロンド熟女の声が
サイコー!に色っぽくて、音が声が太い(ぶっとい!)。
+VOXのワウで激しく叫びまくりました。艶っぽい、なんて表現じゃなく色気ムンムン。
熟女はこんな声を出すの?!!!おっと、表現がやや過激かしら?失礼しました。
鳴らしたのは、引き出させたのは和田さんでしょ。(笑)
和田さんのワウ・プレイも久しぶりで、シビれたわ。

操縦したんだね、導いちゃったのね。乗せて、連れて行っちゃったのね。

スラブ・ボードのネックの熟女は60年製。スラブ・ボードネックの60、61年辺りは
本当に色気に満ちてる。弾き手も大いに関係してるよね。

エンディングから、和田さんは袖に消え、吉田佳史さんと林幸治くんの二人セッションが始まる。
林くんのベースからだと思うけど、エフェクターで「みょんみょん」した音を作り出す。
美味しいわ、テクだけじゃなく聴かせるわ、魅せるわという場面なので、どうかお聴き逃し、
見逃しのなきよう、みなさんのハートに焼き付けてくださいませ。林くんの指弾きのスピードも
かなりのものです。こんなに高速で動いてるよ、という極至近距離な驚き体験2回目でした。
佳史さんは、女性がキャーッと叫んでしまうほどのタイトでありつつ、激しさを併せ持つ。
ジリジリと焦がしてくれます。

レコ発ツアーではない、アルバム・リリースが伴わないツアーなので、自由度の高いツアー。

~アンコール~

『2020』素敵でしたね。

『トランスフォーマー』この曲はみんなとコミュニケーションを楽しむ、共にうたう大切な曲と
なっていて、みんなが声を合わせて歌っているところを客観的に観てると、いつも思うのが
和田さんがこの曲を書いてくれたことに感謝したくなる。和田さんにしても、この曲を書いて
良かったな、と思う瞬間や、幾多の夜があったのではないかな。
Happyなオーラに満ちてる曲だものね。
Happyなオーラは、トライセラの持ち味の1つ。

『Any Day』・・・この曲でシメるのが、また一日の終わりという感じがして好きだ。
コードも洒落てるけど、弾きながらこのメロディを歌うのは難易度が高いだけに、歌ってくれて
ありがとう!と伝えたくなる曲。ラスト・ナンバーにふさわしい。

またそう遠くない未来に、必ずまた来るからね、ニイガタ~~!!

和田さんがこう語る時は、必ず次がある。今までもそうだった。言わなかった時は5年くらい実現
しないかもというくらい。
次のツアーの構想が既にあるのかも。
東北地方が落ち着いて来て、復興に変わって来たら、日本全体に活気が戻る日が来たら。
「次も必ず、ここに居るみんな全員来てよ!(笑)」
この約束が、とても大切なのです。明日のことは分からなくても、約束することが必要なのです。

また連れて行ってね。
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コメント

[title]:お久しぶりです。

ご無沙汰してます。トライセラライブからあっという間に随分、時間たちましたね。PCでお邪魔するのは、久しぶりです。携帯では見ていたのですが、携帯だとなかなか長い文が打てないもので・・・
スノーさんのレポを読むと、ライブが蘇ります!!
私も「believe the light」ぐっときました。
女性パートも、和田さんが歌うとセクシーでした。

残念ですが、私は、冬のツアーが行けそうにないです。

  1. 2011/09/03(土) 19:59:23
  2. URL
  3. きゃとう #SiYLIOUY
  4. [ 編集 ]

[title]:ついこの間のことなのにねー!

きゃとうちゃんへ

ライブ、楽しかったねー!!
おかげさまで、楽しい時を過ごすことができました。
LOTSのライブ、好きなハコだし、林くんサイドから
観たのも久しぶりで、新鮮だったので、どうしてもめいっぱい書いてしまいました。
それでも、読んでいただけて、嬉しかったです。
いつもありがとうねっ☆
和田さんの曲、3人で合わせると、やっぱりライブの
トライセラはいいな~って思いますよね。
これからの和田さん、ストラトを持つ頻度が上がった時に、
猛烈セクシーになりますよ!
音がね、彼は必ずいい方向に向かうという確信を得ました。


私も冬ツアーは毎回参加できず、です。
また暖かい時期にツアーがあったら、どこかでご一緒しましょ~ね☆

  1. 2011/09/06(火) 23:03:17
  2. URL
  3. スノードロップ #qJf.7ajc
  4. [ 編集 ]

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