1995年の藤井一彦さんに会いに行く。

1995年の記事を旅しています。その第1弾。

1995年のTHE GROOVERS 藤井一彦さんに会いに行きましょう。
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グルーヴァーズを知ってからはもう随分経ちますが、本格的に聴くようになり、ライブにも出掛ける
ようになったのが3年前。

過去を辿るのは、一彦さんから「オイオイ、ちょっと、ちょっと!!待ちなさい(笑)」
と言われそうな気がしますが、どうかお許しください。今後も気張ってアルバム紹介も続けますので。。。

grooversは活動歴が長いのですが、今でも私が知っているのは、ほんのわずかなことだけ。
それならば、「少しずつ」を少しずつ増やして行けたらいいね。
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鋭利極まる音の剣を 情趣豊かに操る知性派

硬派なタイトルが付いてますが、一文で藤井一彦さんを表すとしたら、私もその通りだと思います。

text by:下村誠さん(佐野さんの「路上のイノセンス」の著者でもあり、80年代から
日本の音楽シーンでよくお見掛けしていたライター。数年前に亡くなられています。)
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(2007/07/25)
THE GROOVERS

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この当時のインタビュー記事ですが、内容が意外性に満ちていて、面白いのです。

*色々なところで語られていますが、お父さまのガットギターに鉄弦が張られていて、小学校高学年から
触っていた。

*吉田拓郎さんを弾く。
「俺、こう見えても根がフォークですから(笑)」
こう見えても、ってところにユーモアが。ルーツは出てますよねぇ。。。

「中1の時、貯金で当時2万5千円(¥25,000)のモーリス・ギターを買いました。」
私も同じ頃、同額のYAMAHA FGシリーズを買いましたよ。

「俺が中学・高校の時、長渕さんは流行ってたし、歌ったこともあったけど、
俺は吉田拓郎さんだったからさ。」

ここに「広島人」ってところを感じますよね。長渕さんは鹿児島の人だけど、いずれにせよルーツは
拓郎さんが好き、友部正人さんも然り。もっと詰めるとボブ・ディランな訳ですよね。

*一彦さんも沢田研二さんですか?
「ベスト・テン系では、俺はジュリーが好きだったんだけどね。」
ジュリーが好き、という日本のミュージシャンは数知れず。多いですよね。
佐野さんとジュリーの繋がりや楽曲提供は木崎さん(キーちゃん)チームが関連してますしね。

*洋楽の影響
「ビートルズ。「青盤」の方が好きだった。カーペンターズもよく聴いた。
いかにも西洋の匂いがしてくるもの。」

「コーラスがきれいで、ギター・ヒーローとかに無縁なものばかり聴いてた。」

「ハードロックも一応聴いたんだけど・・・心酔するまでは行かないんだよ。ツェッペリンは好きだった
けど、ギター・ソロをコピーしようとか、カヴァーしようという方向には行かなかった。」

「無意識のうちにブルーズ・マン的なスタイルが好きだったんでしょうね。」


この無意識の領域が、私も同じなの。だからきっと一彦さんの音楽に惹かれて行ったんでしょうね。
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*大学に入ろうとして上京していたが、諸事情あり。インディーズのバンドを始めた。

*エレキはチャボさん(当時はRCのギタリストとして)の影響で弾き始めている。

*グルーヴァーズの前は、ナルミ&シスターズにて。(ヤスチカさんもかしら?)

*20歳からグルーヴァーズ。

*上京してから初めて買った(18歳)ミュージック・マンのアンプを使い続けている。
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フェンダー系のギターの音の立ち上がりの速さが気に入ってる。
弦にタッチするよりも先に音が出ているんじゃないかと思うくらい。


*音(サウンド)に関して。
「変わってないですね。芯の部分も変わってないと思うし。マーシャルの音じゃなくて
どちらかと言えばフェンダー・タイプのサウンドだし。」


*ギター、ギブソン系には行かなかったことに関して。
「レスポールもニセモノを買ったことはあるんだけどさ。
ローコードでジャカジャカ弾くと、うるさいんだよね。俺、根がフォークだからさ(笑)
音の粒立ちが悪いと言うか、潰れ過ぎるんだよね。」

「フェンダー系のギターの音の立ち上がりの速さが気に入ってる。
弦にタッチするよりも先に音が出ているんじゃないかと思うくらい。」

                           ~パチパチ・ロックンロール1995より引用~

この時期の一彦さんがメインで使っていたのが、Fenderのリード。
この後、テレキャス、ストラトも入手して、主にレコーディングで、サポートライブで登場、
グルーヴァーズで数曲登場という使い方に変わって来てはいますが、
以前ここで書いたように、実はフェンダーのストラトは、あまりにもみんなが使っているので、
意地でも使わん!みたいなお考えが多少はあったようです。

しかし、出会ってしまったら・・・・ね。

一彦さん曰く、色気があったそうですよ。Fenderのストラトには。

そうでしょう?そうでしょう?Tバンドの和田くんでさえも、
「本当はストラト派になりたいけど、なれないレスポール派。
あれは一生懸命弾かないと鳴らない、鳴ってくれないギター。ブルース・ギターだと思う。」と話してます。

95年の一彦さんに会えました。次はどこへ行こうかな。

♪きみと何処へ行こう~~ 

ところどころに南部サウンドを感じるんですよね。追ってその面にも触れて行こうと思ってます。
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コメント

[title]:詩の世界も

鋭利極まる詩の剣を 情趣豊かに操る知性派
ですよね~。

根がフォークの要素は日本人の琴線に触れるので、
大事だと思います。
どこか、懐かしいような感覚になる音時が好きだな♪

龍馬伝でのSIONさんに続き、Kzさんのお侍さん役、
観たかったね(^O^)スノちゃん!
  1. 2010/11/03(水) 08:14:36
  2. URL
  3. ムーミン #O5mVdzAg
  4. [ 編集 ]

[title]:全体像がまさに!

ムーミンさん

ホントにそうよね!
人間像のことかな、と思ったもの。
ムーちゃんが書いてくれたように、歌詞もその通りで。

実はね、私は一彦さんの歌詞はものすごく好き。
いちばん好きだよ。
毎回ね、心理を突いてるなって思うの。
心理学の本とか、外国文学とかかなりお読みに
なってるんだろうなあ、ってずっと思って来たもの。
思考回路が大好き。それを表現できるところは
もっと好き。

好きって書くと軽くなりがちだけど、
一彦さんの最大の持ち味だものね。

フォークの要素は私もいいな~って思うよ。
70年代の匂いがしたりとかね。日本の空気。

龍馬伝は驚きますた!(←SIONさん風)
達也さんもまーこれが二枚目で光るんだね。
映画にも出演されただけあるかな、って。
SIONさんは福山くんの憧れ&リスペクト!
のシンガー。
お侍さん役、一彦さん、似会いそう~~。

次はいつの時代のグルーヴァーズに会いに行こうかな?
来年がいいかな?(笑)
  1. 2010/11/04(木) 01:05:18
  2. URL
  3. スノードロップ #qJf.7ajc
  4. [ 編集 ]

[title]:ねぇ~、来年!

私も行きたい!

そうね、内外問わず文学か、、、これ大きいかも。
心理学、哲学、いろんな要素を含んでいるのかー!

強さ弱さ、アイロニー、他にもこうやって書きだすと
キリがないけど、
Kzさんの詞はズシンと来るんだけど、とても納得。

フォークの世界にも通じるけど、
どこかやさしい部分も時にあったりして、
そこはやっぱり聴いて来た音楽のルーツだけではなく、
スノちゃんが書いてくれたヒューマンタッチな部分、人間像でもあると思うよ!
Kzさんのお人柄ではないかと思いますだ(←ムーミン風、笑)

龍馬伝、マシャのお師匠さん方がね!いいね~。
あれよ、魂暑署長がこれまた奉行所所長であるからして(笑)
今年のNHKキャストは豪華な役者陣&ミュージシャン陣だな~ですたよ。

Kzさん記事の旅、また楽しみにしてるね♪
  1. 2010/11/05(金) 00:22:56
  2. URL
  3. ムーミン #Y9Ux8gA6
  4. [ 編集 ]

[title]:知ってるうえで自分のものになって

ムーミンさん

たくさん読んで、更にそれが自分の中にしっかり
入ってないと書けないし、うまく歌えないと思うよね。
その意味でも、一彦さんは素敵だよね。

いろんなミュージシャンの人のつぶやき、
日記、エッセイ等々目にするんだけど、
文章で「人」が出るよね。
私は山口さん、深沼くん、佐野さん、一彦さん
は特に好きなんだよ~。
くふっと笑えたりもするんだけど、
中身が明らかに違う。

フォークの中には、優しい面が見えたり、
聞えたりするのはあるよね。
西洋のカントリー・ミュージックにも色合いが
優しいものがあるものね。

最終回に達也さん(ドラマーの)、SIONさんが
登場しそうだね。
そういえば、魂署のアルバムはいつになるのか
気になってますわ。

ありがとう!気長な旅でよかですか?(笑)
  1. 2010/11/06(土) 08:04:13
  2. URL
  3. スノードロップ #qJf.7ajc
  4. [ 編集 ]

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